着物を普段着代わりに着てみる
着物を着るとなると、結婚式や成人式等特別な時にしか着ないような印象が有りますけど、本当は着物も洋服も使い方は同じだと思うのです。
洋服の普段着と言ったらジーンズにトレーナー、スカート、ワンピース等たくさんあります。もちろん着物でも普段着の着物と言うのがあり、小紋や袖、ウールやポリエステル生地の物とたくさんあります。
ポリエステルだとよく百貨店等でマネキンが着ている様な既製品の物と思っていただければ良いでしょう。小紋は白生地を染めた物を使用して作られた着物、袖は紡いだ糸を先に染めてそれから作られた着物です。とは言ってもこれらの着物が普段着に適しているとは、着物を着ていない私達からしてみたら想像もつかない事ですよね。
洋服の場合には、普段着や仕事着、結婚式等の冠婚葬祭等行く場所によって服装を変えるのが常識となっていますが、着物にも同じ事が言えるのです。着物でも普段着、冠婚葬祭等行く場所によって着ていく着物が違うのです。
生地などはあまり想像出来ませんが、結婚式に着ていく着物と、お葬式に着ていく着物では雰囲気が違うのと同じ様な感覚と考えて良いでしょう。昔を舞台にしたドラマや映画を見ると、みんな着物を着て生活をしていたので、着物を普段着として扱うのも当然なんですよね。
この様に普段着としても着物を着る事が出来ると言う事が分かりました。どんなシーンでどんな着物、それに合わせる小物や帯があるのか、追々調べてみると楽しいと思いますよ。